エリザベス登場
とある初夏の夜。
次男坊は、寝室で既に就寝中。居間で長男坊と遊んでいた。
と、そのとき。
どこからともなく、「ひぇ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~」というかすかな悲鳴。
どこかで何か喧嘩でもあったのかなぁと思っていると、長男坊もなにやら不審顔。
数秒して、はっと気づいた。
これは、トイレに入っている奥さんの声ではないかと。
突然倒れたとか、何か不測の事態が起こったかと、慌ててトイレに駆け寄ると、長男坊も不安そうな顔でついてくる。
すると、奥さんが、トイレから青い顔で出てきた。
「出た・・・・」
???????
「トイレットペーパーを取ろうとしたら、上からぼとっと落ちてきた。体長5センチくらい。」
!!!!!!!
エリザベスだぁ!!!!!
どうやら、通気口から進入したらしい。
トイレを覗くと、確かに体長5センチのエリザベスが壁に張り付いている。
「ムシ」「ムシ」と、長男坊も興奮気味。
収納から、このような日のためにと買っておいたコックローチをおもむろに取り出すと、エリザベスめがけて一噴き&即座にトイレの扉を閉める。なんせ、驚いたエリザベスは飛んでくることがあるから。
ものの1分もしないうちに、トイレの扉の下の隙間から、ヘタヘタとエリザベスが這い出てきたので、止めの一撃&ご昇天。
無事、ミッション完了である。
長男坊は、ちょっと離れたところから、おそるおそるこちらの様子を見ていた。お父さん、このミッションはあまり好きではないので、長男坊よ、次はお前がこのミッションに取り組むんだ!
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